子どもは元気、私は38.7度の熱。関節が痛くて寒気がするけど、食事・お風呂・寝かしつけ…やることが山積み。 「誰か代わって」「寝かせて」って言えたらどれだけ楽か…
ワンオペ育児をしていれば、一度は直面するこの“発熱地獄”。
ワンオペ家庭の親の体調不良には、事前の備えが重要です。
そうは言っても、体調不良は突然くるもの。
「今、どうしたらいい?」も含めて、「ワンオペ育児×親が発熱」対処法を完全解説します!
ワンオペ育児中に親が発熱!子ども、どうする?

TV・Youtube・お菓子パラダイス
どうしても外に出られないなら、テレビ・動画で時間を稼ぐ!
布団で一緒にゴロゴロしながら、テレビやスマホをつけっぱなしにしてもOK!
子どもが好きな食べ物・ジュース・おやつも解禁!
とにかく子どもには機嫌よく、なるべく手がかからないように過ごしてもらいましょう。
こんな日が数日あったって、大丈夫。本当にしんどい日は、ママの体調回復を一番に。
一時保育(保育所・認定こども園など)
子どもが元気な場合は、一時預かり施設の利用を検討。 ただし、登録や事前予約が必要なケースも多いので、元気なうちに登録だけ済ませておくのがおすすめ。

ベビーシッター、病児・病後児保育
子どもが元気な場合は、ベビーシッターの利用もアリです。
子どもも体調不良のときは、病児・病後児保育や病児対応のベビーシッターを検討しましょう。 預かってくれる条件(医師の診断書など)がある場合もあるので、 事前に確認してくと安心です。
預かる子どもの病状の状態が違います。
病児保育は、病気の急性期(発熱や感染力が強い状態)にある子ども
病後児保育は、病気の回復期(急性期や感染力が強い時期を超えて、安静に過ごしても病状が悪化しない状態)にある子ども

病児・病後児保育は、運営にあたって自治体の補助が入っているため、利用者の負担額が割安なことが多いです。
一方、病児対応ベビーシッターは、民間企業が提供するサービスの1つとして対応しているものが多いです。
病児・病後児保育(施設型)と病児ベビーシッターざっくり比較
比較項目 | 病児・病後児保育(施設) | 病児対応ベビーシッター |
---|---|---|
料金 | 1日2,000〜3,000円程度(自治体による。減免あり) | 自治体によって補助あり 会社によって月額プランもあり | 1時間2,000〜3,500円程度
予約のとりやすさ | 事前登録・診断書が必要、前日までの予約や予約が取りづらい場合も | 当日予約可、アプリや電話ですぐ依頼できる |
対応地域 | 施設のある地域に限定 | 都市部中心だがエリア拡大中、自宅で対応 |
対象者 | 同自治体の保育施設に通い、病児保育施設に登録済みの0歳〜小学生程度 | 0歳〜小学生(業者により異なる) |
預け先の場所 | 施設まで送迎が必要 | 自宅で対応(親も療養可能) |
スタッフの資格 | 看護師・保育士などの有資格者が常駐。医療機関併設の場合もあり | 看護師・保育士の指名も可能 |
対応時間 | 平日8時〜18時程度 | 早朝・夜間対応OKな場合あり |
キャンセル | 当日キャンセル可能 | キャンセル料が発生 |
病院の受診 | 親が事前に連れて行く | 代行受診可能な場合もあり |



事前登録はしてないけど、「とにかく今日!明日!使いたい!」という場合は、ベビーシッターがおすすめ。病児対応も可能です。
ひとり親家庭には特別プランがある会社もあり
祖父母や友人への依頼
「いざとなったら頼める」人をリストアップ。 子どもが慣れている人ならスムーズ。
祖父母以外にも、ママ友でもOK。



ママ友に子どもをお願いするのはちょっと…と思うかもしれません。
私の場合、スポーツドリンクやゼリーを差し入れてもらったのがありがたかったです!
ワンオペ育児中に発熱!子どもの食事は?


- ローリングストックも兼ねて、日頃からレトルト食を常備しておきましょう!
- レトルトカレー、冷凍うどん、ふりかけご飯など、火を使わないメニューでOK!
- デリバリーやネットスーパーもフル活用。罪悪感はゼロで課金しましょう。
後片付けが簡単なものがオススメ。



わが家は近所のお蕎麦屋さんの出前にお世話になりっぱなしです。
親自身はどう過ごす?最低限のサバイバル戦略


実行するのは、この2点だけ。
- リビングに布団を持ってきて、隙を見て横になる
- 子どものお世話は、生きていればなんでもOKの心構え
とにかく自分の回復を最優先。やらなくてもいいこと、後でもできることは、元気になった自分に任せましょう。
- テレビ・YouTubeに頼ることに罪悪感は不要!
- 子どもの栄養バランスは気にしない!
- お風呂はスキップしてもOK!
- 部屋の散らかりは見なかったことにする!
親の発熱時でも慌てない!日頃からできる事前準備


子の預け先候補リストをまとめておく
一時預かり・病児保育・シッターの連絡先&条件をスマホや紙に保存しておきましょう。
保険証・母子手帳・お薬手帳・アレルギー情報などを1か所にまとめておく
普段から1か所にまとめておくと、急な対応時も慌てません。
100均のお助けアイテム(シール、おもちゃなど)をストックしておく


100均でシールブックや塗り絵、工作、おもちゃなどをストックしておきましょう。普段遊んでいない、新しいものがオススメ。
保育園準備リストを玄関や保育園バッグに貼っておく
ママがいつも保育園の準備や送り迎えをしているなら、パパや祖父母でもわかるようにしておきましょう。
登園の流れ(登降園時に打刻が必要、荷物を置く場所など)も共有しておくと安心です。
できれば、事前に1度でも送り迎えを体験してもらうとスムーズでしょう。
ネットスーパー・出前アプリは事前登録しておく
生協やネットスーパー、Uber Eatsなどを使えるようにしておきましょう。
妊娠・授乳中の場合、使える解熱剤や風邪薬をかかりつけ医などに相談しておく
妊娠中・授乳中は、服用できる薬に制限があります。いざという時に服用できるものを、かかりつけ医や薬剤師に相談しておきましょう。



私は普段飲んでいたロキソニンに「授乳中は使用を避ける」と書かれていました。かかりつけ医に相談し、事前にアセトアミノフェン(カロナール)を処方してもらました。
まとめ:すぐに子どもをみてくれる人がほしいなら、ベビーシッターを試そう


ワンオペ育児中の発熱は、もうどうしようもなくしんどい。 だからこそ、「助けを呼ぶ・手を抜く・準備しておく」が 一番の愛情であり、賢い育児です。
突然の発熱。頼れる人はいない。誰か助けて…と思ったら、ベビーシッターがオススメです。
家が散らかっていても大丈夫。まずはあなたが元気になることが最優先です。
ここまで読んでくれたあなたは、発熱でしんどいなか、なんとかたどり着いてくれたのでしょうか?
本当にお疲れ様です…。
必死に「どうしよう」って調べたその行動力。それが子どもへの愛であり、何よりあなた自身を守る強さなのではないでしょうか。
深呼吸して、「今日もよくやってる」って、自分を褒めてあげてください。
ワンオペ育児で頑張るあなたが、少しでも笑顔になれますように。



今日もごきげんに過ごしていきましょう♪
コメント