
こんにちは、まつのみ大将です!
子育てしていると、「頑張りすぎるママ」とか「もっと人に頼っていいんだよ」って言葉、よく聞きますよね。
でも…「それができないから苦しい」って思ったこと、ないですか?
私自身、ずっと「頼るのが苦手」なタイプでした。
けれどある日、小さな“お願い”をきっかけに、少しだけ変われたんです。そして、今も練習中。
今回は、そんな私の「頼る練習」のはじめの一歩をお話しします。
なぜ私は頼るのが苦手だったのか?
この問いに対して、自分のなかで「なぜ?」を巡らせてみました。
まず思い浮かぶのは…
- 「頼むより自分でやった方が早い」
- 「頼んでもうまくいかなかったらイライラする」
- 効率的に計画→即達成したい欲。効率と成果を重視する傾向
でも、もう少し深く見てみると…
- 「頼る=コントロールを相手に渡すこと」への無意識の恐れ
- 相手の都合や反応に振り回されるのが怖い
- 自分のペースややり方を乱されるのが強いストレス
そして、子どもの頃まで遡って考えると(笑)、心に残っている記憶もありました。
(長いので、どうぞ読み飛ばしてください…!)
小学生の頃。
母に「〇〇君が私のこと好きだって言ってくれた」と話をしたら、「えー!!」と驚かれたあと、思いっきり茶化して笑われたことがありました。
幼心にすごく傷ついて、「もう話さない」と決めた小学生の私。
たぶん、「ちょっと照れくさいけど、嬉しかった」気持ちを、誰かと共有したかったのだと思います。
他にも、家族にいじられて嫌な顔をすると、「真面目すぎ」とか「冗談通じない」みたいに言われた経験も、
「感情を出すと面倒な人扱いされる」と学ぶ素地となったのではないかなと。
(今思うと、相手を悲しい気持ちにさせる冗談は、冗談ではない!と言いたくなりますが…)
こうして「頼らない方が安全」「本音は出さない方がいい」という自分ルールができていったように思います。



でも、ママになって、ワンオペで子どもたちと向き合っていると、それじゃ持たないと気がつきました。
小さな「お願い」から始めた、頼る練習



私が最初に頼る練習をしたのは、ほんの些細なことでした。
食事中。子どもの対応をしていて、夫の目の前にあるお醤油を取ってもらいたかったのに、
私は遠慮して、わざわざ席を立って夫の方まで回り込んで取りに行きました。
すると、夫が「俺の方が近いんだから言いなよ」とちょっと怒り気味に言いました。
そのとき初めて、
「私、こんなことすらお願いできないんだ」って自覚をしました。
それからは、「この牛乳しまってくれる?」「この瓶のフタ開けて〜」くらいの、
超小さなお願いを、意識的にするようにしました。
すると、夫はなんだかうれしそうに動いてくれる。
私も「ありがとう」と言う機会が増えて、空気がちょっと優しくなった気がしました。
頼ることで、子どもにも変化が現れた
夫が出張で家を空ける前、夫が3歳の長男に「ママと妹ちゃんをよろしくね」と頼んでくれました。
すると普段、「お気に入りのおもちゃは絶対貸さないマン」こと長男が、
なんと自分から妹におもちゃを貸してあげていたのです!
それを見てびっくりしたし、胸がじーんとなりました。
最近では、「卵の殻割って〜」とか「これゴミ箱お願いね」など、小さなことを頼んでみるようにしています。
すると「はーい!」といい返事。
「ありがとう、助かった〜」って言うと、めちゃくちゃ嬉しそうにしてくれました。



親の役に立てるって、子どもにとってはすごく嬉しいことで、
子どもの自己肯定感アップにも大切なことだなと思いました。
頼る=人だけじゃない。制度やサービスに頼るのも大事
「頼る」って聞くと、人にお願いすることをイメージしがちですが、
制度やサービスを使うのも“頼る”の一つの形ですよね。
そんなとき、一時保育や産後ケアみたいな外部の仕組みに助けてもらうのは、
決して「甘え」なんかじゃない!胸をはって利用するべきです!
私はこの考えで、外部サービスは積極的に使おう!というスタンスをとっています。
一時保育は、まずは登録だけでも。
産後ケアは、近隣の施設を探してみませんか?
よければ、私の体験レポートも読んでみてください♪




まとめ:頼るのは“信じてみる”ことだった
頼ることは、甘えじゃないです。
相手の力を信じて、ちょっと預けてみること。
そして「ありがとう」と伝えることで、関係が育っていくのではないかと思っています。
とはいえ、私もまだまだ練習途中。
いままでの習慣やクセは、なかなか変えられません。
頼ることが怖い人ほど、まずは“超小さなお願い”からでいい。
「お醤油取って」「ゴミ箱に捨ててくれる?」から、意識的にやっていきましょう!
自分だけじゃなく、相手も子どもも育てる“お願い”になると思います。



今日もごきげんに過ごしていきましょう♪
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